COVID-19ワクチンと非常に稀な血栓症との関連についての研究結果

コロナワクチンの薬害訴訟が起こっており、感染または摂取後に目に見えない体調不良に見舞われて不安増加が見込まれる。

下記に2024年4月時点での研究結果報告や、スパイクタンパク、血栓予防についてまとめている。

*一部引用もあるため、新しい情報が発表/更新されている可能性があります。

COVID-19ワクチンと非常に稀な血栓症との関連についての研究結果は以下の通り。

ワクチンの種類別の傾向

• オックスフォード・アストラゼネカワクチンの最初の接種後、TTS（血栓と血小板低下症候群）のリスクがわずかに増加することが認められた。
• ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンでも同様の傾向が認められましたが、ファイザー・バイオンテックワクチンと比較すると少ない​ (The BMJ)​。

リスク

9900万人のワクチン接種者を対象とした大規模な研究では、アストラゼネカワクチンによるTTSのリスクの増加が認められ、ギラン・バレー症候群などの非常に稀な副反応も指摘されました。リスクは極めて低いとされていますが、ワクチン接種の利益と比較して評価する必要があります​ (The BMJ)​。

CDCは、J&J/Janssen COVID-19ワクチンとTTSの因果関係を認めており、100万回の接種に対して約4件のTTSが観察されていると報告しています​ (CDC)​。

全体として、COVIDワクチンに関連する血栓は極めて稀ですが、アストラゼネカのような特定のワクチンは、特に最初の接種後にわずかに高いリスクを持つ可能性があります。

保健当局と研究者はこれらのリスクを認識しつつも、ワクチンの予防効果がこれらのリスクをはるかに上回ると強調し、これらの稀な症例を継続的に監視し、調査しています​ (UK Research and Innovation)​。

一般的な対応策

TTSを防ぐ具体的な方法は確立されていませんが、一般的な血栓症予防策や早期発見に役立つ行動をとることが推奨されます。

1. ワクチン接種前に医師へ相談：既往歴に血栓症がある場合や血栓症リスクが高い場合は、ワクチン接種前に医療提供者と相談してください。
2. ワクチン接種後の経過観察：接種後には医療提供者による経過観察を受け、接種後に体に変化があった場合にはすぐに報告してください。
3. 副反応の早期発見：接種後に頭痛、視覚障害、意識の混濁、発熱、強い腹痛、胸痛、息切れ、脚の腫れや痛みなど、血栓症の症状が現れた場合は直ちに医療機関を受診してください。
4. ハイドレーションの維持：十分な水分を取ることで血流を改善し、血栓の形成リスクを低減することができます。
5. 定期的な運動：長時間同じ姿勢でいることを避け、定期的に体を動かすことで血液循環を促進し、血栓のリスクを減らすことができます。
6. 健康的な生活習慣：バランスの良い食事、禁煙、適度なアルコール摂取など、全般的な健康状態の維持に努めることも血栓症のリスクを減らします。
7. 医師の指示に従う：血栓予防薬を処方されている場合は、医師の指示に従って正しく使用してください。

ドクター・ピーター・マッカローによる「ベース・スパイク・デトックス」プロトコルについて

「SARS-CoV-2のスパイクタンパク質の影響に懸念を持つ人々のために設計。このプロトコルは、スパイクタンパク質を分解し、関連する症状を軽減するために、ナットキナーゼ、ブロメライン、クルクミンの3つの主要な成分」としている。

「ナットウキナーゼ（納豆に含有される。スパイクタンパク、血栓の分解）」

*重要：ナットキナーゼの抗凝固特性により出血リスクが高まるため、血液を薄くする薬を服用している人や出血が増える可能性のある状態を持つ人は、このプロトコルを始める前に医療提供者と相談。

「ブロメライン（スパイクタンパクの分解）」

*ブロメラインは加熱に弱く、60℃以上で働きを失う。 加熱殺菌されている缶詰や市販のジュースではなく、生のパイナップルから摂取。

「クルクミン（炎症を軽減しタンパク質の損傷を減らす）」

「ヒドロキシクロロキン（自己免疫の兆候がある場合に追加）」

日本感染症学会「ヒドロキシクロロキンを使用し症状が改善した COVID-19 の2例」のPDF資料

https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_casereport_200312_5.pdf

「イベルメクチン（持続感染の兆候がある場合）」

2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した北里大学の大村智特別栄誉教授と米Merck社の共同研究で創製された抗寄生虫薬。

*ヒドロキシクロロキンとは？

ヒドロキシクロロキン(Hydroxychlorquine, HCQ, プラケニル®)は抗マラリア薬であり、マラリアの治療や予防のために用いられています。 ヒドロキシクロロキンはまた、全身性エリテマトーデス(SLE)、皮膚エリテマトーデス、関節リウマチ、小児リウマチ、その他の膠原病の病状を改善するためにも用いられます。

*このプロトコルは実験的なものであり、現在のところ臨床試験による科学的な有効性の検証は広く認められていません。医療監督の下でこのレジメンを取り入れ、広範な健康管理戦略の一環として考慮することが推奨されます。

マッカロー博士の「Base Spike Detoxification」プロトコルの要約を参照

新型コロナウイルス感染発症時の症状をイベルメクチンで改善できるかの研究について

• 興和が2022年9月26日、軽症の新型コロナウイルス感染症（COVID-19）に対するイベルメクチンの有効性を検討した第3相臨床試験の結果、主要評価項目において有意な差は認められなかったと発表。
• 北里大学の研究では、新型コロナと診断された酸素化不良のない患者を、イベルメクチン投与群とプラセボ（偽薬）群にランダムに分け、ウイルスが陰性化するまでの時間を比較したが新型コロナに対するイベルメクチンの効果を示す結果は出なかったと否定している。

新型コロナウイルス感染発症時の症状については上記のデータが発表されているが、いずれも血液検査やウイルスの抗体状況の詳細情報はなく、感染後の後遺症とは分けて考えた方が良いだろう。

コロナ後遺症やコロナワクチン後遺症について一刻も早い回復と救済、そして情報開示を願っている。