2024年12月に一部改正。iDeCo…信じ続けられる?

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iDeCo(個人型確定拠出年金)の掛金拠出限度額に関する2024年12月の改正では、他の年金制度に加入している人のiDeCoの掛金上限が現在の月額12,000円から20,000円に引き上げられます。

これにより、企業年金に加入しているiDeCo利用者も公平に利用できるようになりますが、全体の掛金の合計は月額55,000円を超えないようにする必要があります。

また、2022年10月の改正で企業型確定拠出年金(DC)加入者もiDeCoに加入しやすくなりました。これまで企業型DC加入者がiDeCoを利用するには条件がありましたが、改正により、これらの条件なしで企業型DCとiDeCoを併用できるようになりました。

ただし、iDeCoと企業型DCの合計掛金は月額55,000円までという上限があります。これにより、より多くの人がiDeCoを利用して将来の資金を増やし、税制上のメリットを享受できるようになります​。

上記内容で怖いと思ったのは、利用者の同意なく改正されることで、改善であれば問題はないが、改悪される可能性があるということです。これから20〜30年後の日本がどうなるのか誰にもわかりません…

下記に一般的に言われているiDeCoのリスクをまとめました。

  • 元本割れのリスク:特に元本変動型商品、例えば投資信託を選んだ場合、市場環境の変化によって投資資産の価値が下がり、元本割れする可能性があります。
  • 資金の流動性制限:iDeCoの資産は60歳まで基本的に引き出すことができません。これにより、予期しない経済的ニーズに対応することが難しくなる可能性があります
  • 手数料の発生:加入時や運用期間中に手数料がかかり、これらの手数料は運用成績に影響を及ぼします。手数料が運用益を上回る場合、資産価値は減少します。
  • 所得のない専業主婦や既に所得税・住民税が低い人は、節税効果を十分に享受できない場合がある。

老後の資金作りをする上で、自身で外貨や金といった価値の減りにくい資産への分散投資を考えるのが大切と感じます。

参考になれば幸いです。

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